地域猫活動について
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現在の日本には、犬と違って猫を捕獲するのに法律的根拠がありません。
だからといって、猫が増えるままにしていては、地域の環境を損なうことにもなりかねません。
そこで、「捕獲」という方法をとらずに、地域住民と共生できる方法はないか?と考え、始まった活動が「地域猫活動」です。
ここでは、その「地域猫活動」がどんな活動なのか、ご案内したいと思います。 |
| ここでご案内する活動内容はあくまでもフレームです。各地域によって具体的な方法は変わってくることでしょう。 具体的な活動内容についてご相談のある方は本会までお電話でご連絡下さい。 |
【INDEX】
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*目
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的* |
| *事前調査* |
| *活動内容* |
| *追跡調査* |
*目的*
地域住民と所有者のいない猫との共生をめざし、将来的には所有者のいない猫(野良猫)がいなくなることを目的とします。猫を好きな人も、猫で困っている人も、「野良猫がいなくなってほしい」という気持ちは同じです。
*事前調査*
活動をする地域内の猫の数、雌雄の判別、野良猫に給餌している人の人数を確認します。
代表者は、個体識別ができるようにしておきましょう。
*活動内容*
1. 行政との連携
2. 地域住民との対話
3. 掃除の徹底
4. 不妊手術
5. 里親探し
6. 室内飼育の推進
7. 法律の周知
1.行政との連携
最寄りの保健所等に、地域猫活動のプランを報告しにいきます。
このとき、代表者、グループ名などを決めておきます。
そして地域住民との対話の場を作るために、協力のお願いをします。
このとき、行政への猫に関する苦情の件数・内容についても聞いておきます。
2.地域住民との対話
行政との連携ができ、対話の場を作ることができたら、どんなテーマで話し合いをしたらいいのでしょうか?
◆ 地域猫活動のプランをお話し、給餌の場所の使用許可を得ましょう。
◆ 地域の住民の中で、猫問題で困っている人はいないか?
「猫が好きか嫌いか」という事を問題とすることは無意味です。
具体的な被害を受けているひとがいないかどうか話を聞きましょう。
困っている原因の中で多いものをいくつかあげると、
・ 発情期の、鳴き声や夜間のケンカ
・ 雄猫のスプレーの臭い
・ 糞の始末
・ 花壇を荒らされる
などがあります。
十分話を聞いたら、これらの原因を排除できるよう、活動していくことを決めます。
地域猫活動をする皆さんも「猫が好きだから」という理由では、地域住民の理解を得ることはできません。
猫で困っている方の声に耳を傾けることが大切です。
◆ 地域住民のなかできまぐれな給餌をしている人はいないか?
飲食店やコンビニの近くでは、従業員や通りすがりの人が残り物などを与えてしまうことが多くあります。「野良猫にご飯をあげたい」という気持ちはうれしいのですが、「地域猫活動」の妨げになりがちです。
地域に、このような場所があれば、「地域猫活動のグループがきちんと与えているから、ご飯をあげないように。もし給餌に協力していただけるならグループまで連絡ください。」という事を周知できるよう、協力してもらいましょう。
◆ グループの連絡先を知らせます。
猫に関する困り事は全て、個人ではなくグループ単位で受けます。
連絡先をお知らせしておけば、苦情だけでなく協力も申し出やすくなります。
3.掃除の徹底
野良猫に関する苦情で一番多いのが「糞害」です。公園の砂場や植え込みの中などを定期的に掃除しましょう。
また、「自分の敷地内に来て糞をするので困っている」という方も多くあります。そのような方には、次からグループ宛に連絡をするようお願いし、掃除をさせてもらいに行き、少しでも猫が敷地内に入ってこないようにするため、忌避剤などをお渡しすると良いでしょう。
地域猫活動の最大のポイントは「増やさない」ことです。以下の3点はその「増やさない」方法となります。
4.不妊手術
「増やさない」方法で一番効果があります。
また、野良猫に関する苦情の多くは不妊手術で解消できます。
(発情期のケンカ、スプレー、など)
定期的な給餌を続けていくと、捕獲器を使わずに捕獲することができるようになります。
雌の避妊手術には開腹手術によって卵巣と子宮を切除するものと、インプラントにより薬剤で発情を抑えるものがあります。
◆ 手術代はいくらかかるのか?
平均的な値段は、♀30,000円前後、♂15,000円前後となっています。
地域によっては市区町村から助成金が出ている場合もありますので役所に問い合わせて下さい。
◆ 注意 ◆
不妊手術が終わった子には、首輪かピアスを装着しましょう。
人なれしている子ほど、何度も捕獲され、手術が済んでいることをわからずに開腹されることが多くあります。また、地域住民への「不妊手術がすんでいますよ」というアピールにもつながります。
本会では捕獲器の貸出は「賛助会員」にのみ行っております。一般の方には貸出できません。
5.里親探し
人なれしている子や、若齢の子は里親探しの活動をしましょう。
6.室内飼育の推進
「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(平成14年5月28日環境省告示第37号)」に基づき、所有者がいる猫は室内飼育するよう訴えます。野良猫が増える原因の一つが、不妊手術をせずに放し飼いにしている飼い猫です。また、交通事故や伝染病の蔓延を防ぐためにも室内飼育が有効です。
7.法律の周知
「動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法第105号、平成11年一部改正)」第27条の2に、「愛護動物を遺棄した者は30万円以下の罰金に処する。」とあります。野良猫の根本的な原因は「捨て猫」にあります。この法律に基づいて、捨て猫を減らす運動をします。
*追跡調査*
・不妊手術後の猫数
・行政への苦情の件数
などの調査をし、地域住民へ発表します。
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